Blute nur, du liebes Herz! (マタイ受難曲第8曲Aria, Sopran)
Blute nur, 血の涙を
blute nur, du liebes Herz! 血の涙をお流しください、いとおしき御方!
Ah, ein Kind, das du erzogen, ああ、貴方の育てた幼な子が
das an deiner Brust gesogen, 貴方の胸に抱かれたその子が
droht den Pfleger zu ermorden, 貴方を殺めようとしています
denn es ist zur Schlange worden; その子は蛇になり下がったのです
Blute nur, 血の涙を
blute nur, du liebes Herz! 血の涙をお流しください、いとおしき御方!
(対訳:晶)
≪逐語訳≫
Blute nur,
出血する さあ(副:命令文に用いられ、話し手の要求・勧誘・激励の気持ちを表す)
du liebes Herz!
あなた/おまえ 親愛なる、愛すべき(形) 心、心臓、いとしい人(名中)
(自分を対話の相手にしてduを用いることもある)
Ach, ein Kind,
ああ/おお(間) 一人の(不定冠詞) 子ども(名中)
das du erzogen,
その子(関代) あなた/おまえ(人代) 育てた、しつけた(他動:erziehen過分)
das an deiner
その子(関代) ーの(前:密着の意味) あなたの(人代)
Brust gesogen
胸、乳房(名女) 吸った(他動:saugen過分)
droht den Pfleger
今にもーしそうである(自動h) その(定冠) 養育者、保護者(名男)
zu ermorden
ーすること 故意に殺害する
drohen-zu(今にもーしそうである)
denn
なぜなら(接・並)
er ist
彼(人代) 時称の助動:ist wordenで「-となった」
zur Schlange worden
ーに(前:zu derの短縮形) 蛇(名女) -となった(werden過分:本来はgeworden)
(対訳・逐語訳:晶)
blute nur, du liebes Herz! 血の涙をお流しください、いとおしき御方!
Ah, ein Kind, das du erzogen, ああ、貴方の育てた幼な子が
das an deiner Brust gesogen, 貴方の胸に抱かれたその子が
droht den Pfleger zu ermorden, 貴方を殺めようとしています
denn es ist zur Schlange worden; その子は蛇になり下がったのです
Blute nur, 血の涙を
blute nur, du liebes Herz! 血の涙をお流しください、いとおしき御方!
(対訳:晶)
≪逐語訳≫
Blute nur,
出血する さあ(副:命令文に用いられ、話し手の要求・勧誘・激励の気持ちを表す)
du liebes Herz!
あなた/おまえ 親愛なる、愛すべき(形) 心、心臓、いとしい人(名中)
(自分を対話の相手にしてduを用いることもある)
Ach, ein Kind,
ああ/おお(間) 一人の(不定冠詞) 子ども(名中)
das du erzogen,
その子(関代) あなた/おまえ(人代) 育てた、しつけた(他動:erziehen過分)
das an deiner
その子(関代) ーの(前:密着の意味) あなたの(人代)
Brust gesogen
胸、乳房(名女) 吸った(他動:saugen過分)
droht den Pfleger
今にもーしそうである(自動h) その(定冠) 養育者、保護者(名男)
zu ermorden
ーすること 故意に殺害する
drohen-zu(今にもーしそうである)
denn
なぜなら(接・並)
er ist
彼(人代) 時称の助動:ist wordenで「-となった」
zur Schlange worden
ーに(前:zu derの短縮形) 蛇(名女) -となった(werden過分:本来はgeworden)
(対訳・逐語訳:晶)
痛みは祈りへ 祈りは歌へ